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415話

「董校長、どうぞ」

「実はね、学校の医務室が最近医師不足でね。しばらく探していたんだけど、適任者が見つからなくて。病院から誰か調達しようと思ったんだけど、医学部との関係がちょっとぎくしゃくしていてね、それで話が進まなかったんだよ。

あなた、医務室勤務をやってみる気はない？あんなに素晴らしい医術を持っているのに、ボイラー係をしているなんて、もったいないじゃないか」女性校長は残念そうに言いながら、時々私の顔を窺い、反応を見ようとしていた。

私はそれを聞いて一瞬固まった。まさか小剣の病気を治したことで新しい仕事が舞い込むとは。知っての通り、医務室の医師の給料はボイラー係より断然高い。

そもそも...