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393話

私は外で約三分間待っていた。中からはザーザーと水の音が聞こえてきて、周暁暁もそろそろ体を洗い始めたのだろう。

辺りを見回すと、人の気配は全くなかった。浴室のドアを閉めた。以前なら、中で覗いているところを周暁暁に見つかったら逃げる暇もないと怖がっていたが、今はそんな心配はない。ドアがしっかり閉まったのを確認すると、堂々と中へ歩いて行った。

カーテンのところまで来ると、そっと手を伸ばしてゆっくりと開けた。開いた瞬間、周暁暁の白く魅惑的な体が目に飛び込んできた。

ちょうど体を洗っていた周暁暁も私に気づき、小さな悲鳴を上げたが、慌てる様子はなかった。

私は不敵な笑みを浮かべながら彼女の前に歩み...