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366話

その後の二日間、周暁暁が風呂に来る姿を見かけることはなかったが、私が盗み見ていたことを報告されることもなく、ようやく胸の重荷が下りた気分だった。

そのおかげで、自分の考えも大胆になってきた。こうなっても彼女が何も言わないということは、私の予想通りなのだろう。

彼女は人付き合いが苦手な性格だが、心優しい人間だから、他の誰にも話すことはないのだ。

その後の日々、表面上はいつも通り女子を盗み見続けていたものの、心のどこかで寂しさを感じていた。もう二度と来ないのだろうか?

しかし、あの日から二週間ほど経った夜のこと、だいたい十時頃だった。風呂場の入り口で煙草を二服ほど吸い、辺りに誰もいないのを確認して...