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36話

「じゃあ...約束だよ」蘇玲玲は私の承諾を得て、この上なく美しい顔に喜びを満たしていた。

「玲玲、おじさんに、キスさせてくれないか?」私はその美しい顔を見つめながら、胸が激しく高鳴るのを感じた。

「でも私、口の中キレイじゃないよ!」蘇玲玲が言った。

「僕もキレイじゃないさ、ただ帰る前に、君にキスがしたいんだ!」私と蘇玲玲はいつも率直だったが、まだ本当のキスはしていなかった。その味を知りたかった。

「じゃあいいよ、でも早くしてね」蘇玲玲は目を閉じた。

私は思わず魅惑的な唇に口づけた。その柔らかく甘い感触に、息が詰まりそうになり、心臓が激しく鼓動した。

蘇玲玲も応えてくれて、まるで体が宙に浮いたよ...