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330話

「しかし考えてみれば、俺に気のある女は他にもたくさんいるじゃないか。全部諦めるなんてできるわけがない」

そんなことは絶対に無理だ。やはり俺はあの花々を手放せない。人生は一度きり、玲玲と本当に一緒になるのはこれからの話だし、女を抱かないなんて男じゃない!

李発才のやつ、クソッ、俺の一番大切な女を連れ去りやがって。だったら俺はあいつの嫁を抱いてやる、そして母親までな!

そう思い、俺は李玉を泊まらせることにした。夜になれば当然、思い切り楽しむつもりだったが、ここ数日の消耗が激しすぎて、まったく力が入らない。李玉はやきもきして仕方がなかった。

就寝前、玲玲からいつものように彼女の寝る姿の写真が...