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278話

でも、ちょうど望み通りだった。

そうでなければ、韓欣にどうやって接触すればいいか分からなかったからな。

韓欣はもう抵抗せず、俺が唇を近づけても逃げることなく、ただ俺のすることに任せていた。今や彼女の顔は恥ずかしさで真っ赤になっていた。俺が彼女の服を脱がそうとした時、彼女は突然俺を押しのけた。

「何してるんだ?」と俺は尋ねた。

韓欣は眉をひそめて言った。「今はダメ。家で待っていて、コンドーム買ってくるから」

韓欣が俺を騙そうとしているのかどうか分からなかったが、考えてみれば、ここは韓欣の家だし、階下には龍兄貴が俺を待っている。彼女が何か策略を巡らせているとは思えなかった。俺はむっつりと言った。「...