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254話

「ここまで考えが及ぶと、思わず興奮してきた。

下半身もテントを張ってしまった。

宋可欣はきっと私の窮地に気づいたのだろう。

彼女の顔が一瞬で赤くなるのを目の当たりにした。さらに驚くべきことに、彼女の顔の熱がまるで私の股間にまで伝わってきて、そこがむずむずしてきた。思わず宋可欣をソファに押し倒したくなる衝動に駆られた。

人は暇になると、あれこれ考えてしまうものだ。

私の心が浮ついているその時、宋可欣が突然顔を上げ、微笑みながら言った。「王おじさん、他にも具合の悪いところがあったら、言ってくださいね。私にできることなら、必ず手伝いますから」

その様子を見て、私は思わず口にした。「実は、君に手伝って...