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170話

小婷や小芳たちは私の昇進を非常に喜び、祝いたいと引っ張っていったが、医務室の本来白馨柔が座るはずだった机が空っぽなのを見て、私の心は深く落ち込んでいた。彼女のWeChatは私をブロックしていないものの、彼女の友達圏の内容はもう見られなくなっていた。

おそらく昨日の「さようなら」は本当の別れで、私と白馨柔はもう二度と会えないのだろう。

その後、蘇玲玲がWeChatで頻繁に慰めてくれ、心が随分と軽くなった。まだ彼女と一緒に過ごす機会は見つからないが、彼女の慰めの言葉を聞くと心が安らぐ。

蘇青というこの娘も、こっそり休み時間に医務室に遊びに来てくれて、白馨柔を失った寂しさを埋めてくれた。

だがそれで...