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1230話

「肩をそっと叩きながら、黎漢娜は不機嫌そうに言った。

「早く行かせましょう。こんなクズとは関わりたくないわ」

「安心して、僕もそのつもりだよ」

何か言おうとした瞬間、常偉が突然アップルの店長を押しのけ、一目散にエレベーター前まで駆け出した。

こいつは怖気づいたくせに、強がって言い放った。

「ふん、お前はやるな。生意気なガキだな。いいよ、俺は手を出せないかもしれないが、逃げることぐらいできる。スターライト・ファッションクラブのオーナーが言ってたぜ。牛みたいな乳を持った女を見つけたってさ。沈なんとか瑩って名前だ。もうすぐ手に入るらしいぜ。ふん、俺は女で遊んでくるよ。お前はそのくだらない華為スマホで...