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45話

次の瞬間、蘇羽氷から写真が送られてきた。しかし、その写真は彼女の入浴後の姿でもなく、過度に加工された自撮り写真でもなく、一杯のお粥だった。その横には小皿に入った漬物が添えられ、お粥の入った茶碗には箸が一膳置かれていた。写真の後、蘇羽氷からさらにメッセージが届いた:「今日もまた八時まで残業して帰ってきたところ。今やっとお粥を作って食べているところ」

私は返信した:「妖精はこれだけ食べてるの?野菜炒めでも作ればいいのに?自分に対してあまりにも不真面目すぎるよ」

蘇羽氷:「よく言うわね?あなただって昔はカップラーメン一個で済ませてたじゃない。自分でお粥を作るだけでも上出来だと思ってるわ。今何して...