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675話

慌ただしく服を着て起き上がると、タオルで晶姉さんを包み込み、隣の自分の部屋へと抱きかかえた。晶姉さんは飛び降りると「あら、まだ何か流れてるわ。きっとあなたの悪いものね。先にシャワー浴びるわ」と言った。

一緒にシャワーを浴びると、晶姉さんは真剣な表情で私を洗ってくれ、好奇心いっぱいに眺めながら「この物がどうしてこんなに素敵なのかしら」とつぶやいた。

ベッドに戻ると、晶姉さんを抱きしめて少し話をしているうちに、いつの間にか眠りについていた。

朝、先に目を覚ました私は歯を磨き顔を洗った。水の音で目を覚ました晶姉さんは空を見て「まだ明るくなってないじゃない」と言った。

「早起きが習慣なんだ」と...