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645話

梁姐も私の体格を見て、梁兄が出て行った後、少し動揺している様子で、思わず言葉を詰まらせた。

盛楠は少し恥ずかしそうに言った。「梁姐、やっぱりあなたがやって」

梁姐は言った。「私はただ、彼の、その、アレが必要なだけよ。恋人同士のことは自分でやりなさい。姉さんはあなたと男を奪い合うつもりなんかないわ」

ようやく少し理解できた。梁兄の妹は種を借りたいのか?

くそっ、俺はそれほど剛毅で猛々しい男ではないが、こんな風に弄ばれるのは心の底から不愉快だ。確かに以前は梁兄の妹に多少妄想を抱いていたが、今このベッドで動けない状態の俺は、自分が宦官であればいいのにと思うほどだ。アレがずっと柔らかいままで、...