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615話

「それもいいんだけど。でも昼間っからそれをしようとするなんて、ちょっとやりすぎじゃない?」盛楠が言った。

私は彼女の耳たぶにキスしながら言った。「それはまだ経験が少ないからだよ。慣れてきたら、昼間どころか、いつでもどこでも僕を食べちゃいたくなるよ」

盛楠は顔を真っ赤に染めて言った。「嘘ばっかり。そんな決まり文句、女を誘惑するための男の常套句じゃない。私はそんなに必要だとは思わないわ」

「うん、これはやればやるほど好きになるものなんだ。そのうち分かるよ」と私は言った。

盛楠は私を押しのけて立ち上がり、「まだお昼ご飯も食べてないし、あの人たちがどんな話をしてるか気になるわ」と言った。

一...