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582話

「私の触り方、好き?」と僕は彼女の耳元で囁きながら、力を少し強めた。

盛楠は「うん」と小さく声を上げた。僕はさらに尋ねる。「うんってどういう意味?」

盛楠は険しい顔で言った。「うんは好きじゃないって意思よ。ただあなたに合わせてるだけ」

「でも、なんだか興奮してるみたいだけど」と僕は言いながら、指先で軽くつまむと、彼女の先端はすでに固く尖り、豊かな膨らみとともに震えていた。

盛楠は「あっ」と艶めかしく吐息を漏らした。「これは普通の生理反応よ。何も意味しないわ。少しは人間らしくなれない?今日は一日中忙しくて疲れたの。早く休ませてくれない?」

「君は洗い終わったけど、僕はまだだよ。僕こそ疲...