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521話

「あははっ、私は別に丸裸じゃないわよ。あなたこそ厚かましいんだから」と楊燕はくすくす笑った。

「ダメだ、やっぱり君と愛し合いたい。思いっきり愛したいんだ」と私は言った。

楊燕は眉をひそめた。「なんて下品なの。あれ以外なら、私にできることならなんでもしてあげるわ」

「だったら裸になって、キスさせてくれ」

楊燕は諦めたように溜息をついた。「今日はもう十分に線を越えてるわ。キスも、触れることも、それにあなたのを扱うことも、私、今まで一度もしたことないのに。あまり無理強いしないで」

彼女を抱きしめながら言った。「体中にキスさせてくれたら、もっと興奮して、イキやすくなるよ。そうすれば君のストレ...