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451話

「前は母が一人でも大丈夫だと思っていたけど、今思えば自分が勝手すぎたんだ。母の苦労は本物で、今は私も側にいないから、もっと寂しくなっているはず。この前、あなたたちのことを知った時は本当に腹が立ったけど、ここ数日じっくり考えてみたら、母だって普通の欲求を持つ女性だし、もしあなたが支えになってくれるなら、それが一番いいかもしれない」

話しているうちに、小池は私にどんどん近づいてきて、甘い少女の香りまで漂ってきた。彼女のふくよかな胸が私の腕に押し付けられ、何気ないふりをしながら、白くてなめらかな足が私の足に乗せようとしていた。

私は気づかないふりをして少しよけると、彼女の足は宙をつかんだ。私は姿...