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444話

もうすぐ目的地に着く頃、温泉旅館の入口で澄澄が待っているのが遠くから見えた。私は盛隊長に言った。「ちょっとカーブを曲がって、あの人から見えないところで降ろしてくれない?」

盛隊長は澄澄をじっくり見てから言った。「なかなかいいじゃないか、スタイル抜群だな」

「変なことするなよ。この前お前が余計なことして誤解を招いたんだからな」と私。

盛隊長は言った。「あの件はまだ謝る機会がなかったんだ。まさかあんなに反応するとは思わなかった。今度は絶対にそんなことしないよ」

澄澄は今日少しビジネスライクな格好をしていた。小さなシャツの中からふくよかな胸がはち切れんばかりで、ショートスカートの下の丸みを帯...