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402話

張姉は水を受け取り、頭を上げて一口二口飲んだ。水滴が彼女の白い首筋を伝って流れ、その谷間へと消えていく。私は視線をそらした。

張姉が飲み終わったあと、私は水を受け取って立ち去ろうとしたが、思いがけず張姉が言った。「亮くん、外で雷が鳴っているから、ちょっと怖いの」

彼女は一人でこんなに大きな家を守っていて、その上外では稲光と雷鳴がとどろいているのだから、確かに怖いだろう。私にもよく理解できた。

でも、少し困ってしまった。一方では、男女二人きりになるのだから、気軽にここに泊まるのもどうかと思ったし、もう一方では着替えの服もない。

しかし、雷の音に怯えて少し震えている張姉の姿を見ていると、結...