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377話

「俺のこと、今日の服装が綺麗だとか褒めてくれないの?」と盛隊長が突然言い出した。

今日の盛隊長は灰色のシルク素材のブラウスを着て、肩をほんのり露出し、下は黒のミニスカート、白い長い脚が引き立っていた。礼儀上、彼女のヒップラインがどうなっているかなど見るわけにもいかなかったが、彼女にそう言われて腰回りに目をやると、盛隊長は私の額を指で軽く突いて、「綺麗かどうか聞いてるの。セクハラ目線で見ていいって言ったわけじゃないわよ」

私は頷いて言った。「綺麗だよ、すごく似合ってるし、スタイルも際立ってる。ただ、そのショートヘアだと少し凛としすぎて、柔らかさが足りないかな」

「長くすると手入れが面倒だし...