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170話

「小婶のほうが若々しい雰囲気が強いけど、高伯母さんはあの成熟した色気と魅力があって、小婶よりずっと魅惑的だな」

午後は全体的にぼんやりと過ごしてしまった。このバカげた口語強化トレーニングときたら、講師自身の発音さえ標準的とは言えないんだ。

でもこの会話クラスはスマホをいじれない。ずっと議論したり発言したりロールプレイしたり、文化の授業みたいに適当にごまかせるような甘いものじゃない。

やっと授業が終わり、小婶にLINEを送った。「どう?今夜時間ある?」

小婶はすぐに返信してきた。「今夜もまだ学校に泊まるわ。でも明日の夜は帰るから、明日にしましょう」

「じゃあ僕も家に帰らないことにするよ...