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107話

夕食後、瑩瑩は帰る準備を整え、さらに私の家に置いていた荷物をスーツケースにまとめて片付けると、ベッドの端に座ってぼんやりしていた。

今回の外出で瑩瑩はいつもと違い、スマホもテレビも、ゴシップや娯楽など、かつて夢中になっていたものすべてに興味を失ったかのようだった。

心配になって尋ねた。「本当に大丈夫なの？」

瑩瑩は無表情で首を振りながら言った。「たぶん薬の影響よ。いつも疲れを感じるの。あそこでの生活はとても規則正しくて、毎晩8時半には寝るようになってたから、もうすぐ私の就寝時間なの」

不安そうに私は言った。「そんな状態で帰ったら、ご両親が怪しむんじゃないか？」

瑩瑩は答えなかった。

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