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100話

「あらやめて、今地下鉄はラッシュだから、中は缶詰みたいに詰め込まれて、汗だくになるわよ」と晶姉さんが言った。

「じゃあ、服のボタン開けたら?見ないって約束するよ」と私が言った。

「違反しないでよ。監視カメラにはっきり映っちゃうから、恥ずかしくて死んじゃうわ」と晶姉さん。

話しながら、晶姉さんはシャツのボタンを全部外した。

私は仕方なく前方をまっすぐ見つめていたが、左に車線変更する時、サイドミラーを見ながら、ちらりと晶姉さんのシャツの下の姿を見てしまった。ブラジャーだけの体が見えた。おそらくトレーニングに行くつもりなのか、ぴったりとしたベージュ色のスポーツブラを着けていた。

晶姉さんは自分の服を...