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978話

「新婚初夜の夜這いいたずり」というのは、暇を持て余した彼らにとって退屈な日常の最高の気晴らしであった。新婚の寝室が用意されるたびに、誰かが喜んで下品な演出を考え出すのだが、例外なく女たち、時には未婚の娘までもが男たちに体を触られ、冗談のはずが本気になることも珍しくなかった。

そして被害に遭った女たちは、訴える場所もなく、ただ黙って我慢するしかなかった。政府も関与せず、そもそも関与できる問題でもなかった。

柳強もその場にいた。彼は心の中で安家寨の人々の無知と退屈さを呪いつつも、同時に義理の兄がどのように他人の嫁と戯れるのか見たいという好奇心に駆られていた。彼は安二虎のベッドでの技を非常に気に...