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880話

「きゃっ!」安思雨は驚きの声を上げた。自分の花園が安二虎で満たされる感覚に、思わず全身が震えそうになった。

安二虎は快感に浸っていた。彼の可愛い安思雨をこんな風に愛したのは初めてだ。温かく滑らかで、たまらなく気持ちいい!

後ろに座る黄梅儿は安思雨の驚きの声を聞いて前を覗いたが、特に異常は見当たらなかった。彼女は安二虎の腰に腕を回し、広い背中に頭を寄せて幸せな表情を浮かべていた。安二虎の体から漂う男性らしい匂いが大好きで、魅了されていた。

彼女は安二虎と安思雨がすでに一つになっていることなど知るよしもない。山道の揺れが続く中、安思雨の柔らかな場所は安二虎の硬いもので絶え間なく刺激され、押し...