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784話

「そんなことないわよ！人それぞれいいところがあるの。安二虎から見れば、あなたの魅力は彼女たちより上だと思うわ」

「マジか！そりゃあ俺も嬉しいぜ。じゃあ言ってみろよ、あいつらと俺を比べて、どこが俺の方が上なんだ？」

安二虎は聞いて少し言葉に詰まった。「仙儿、これからは『俺』って言うのやめられない？いつもそんな風に話されると、安二虎はそばにいるのが女の子じゃなくて男みたいに感じちゃうんだ。美人とはかけ離れてる感じ。そんなのでいいの？」

龍仙儿はすぐに車を路肩に寄せ、真剣な眼差しで安二虎を見つめた。「二虎兄、わたし変わるから嫌いにならないで、お願い。わたしを捨てないで。今はあなたとだけ一緒にい...