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644話

「お義姉さん、体位に気をつけてれば大丈夫だよ。忘れないでほしいんだけど、僕も婦人科医なんだから」

「あなたが婦人科医だからこそ、分かるでしょ。あなたのそんな長くて太いものを、私みたいに小さくて浅いところに突っ込むリスクがどれだけ大きいか。しかもあなたはいつもあんなに激しいから、もう怖くなっちゃったわ。しばらくは他の人を探した方がいいわよ!」

「お義姉さん、じゃあ嫉妬しないの?」安二虎は意地悪く笑った。

「今はそんな贅沢な嫉妬はできないわ。お義姉さんのことは勘弁してちょうだい!」

仕方なく、安二虎は名残惜しそうに玉蘭の家を後にした。彼は思ってもみなかった。玉蘭の妊娠によって、彼女との幸せ...