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409話

「あのね、昔学校にいた時に小雨に言ったんだよ、もし二虎兄さんが死んでなかったらどんなにいいか、姉妹二人で将来二虎兄さんに嫁げるかもって。でも縁がなかったんだよね。だから前回安家砦に帰って二虎兄さんに会った時、急いで小雨に教えたの。私たちの昔の夢が叶うって。でも思わなかったわ、小雨がすぐに承諾するなんて」

「二虎兄さん、今回省都に来たからには、数日滞在して小雨とゆっくり過ごしてね。私も省都の有名な医者を紹介できるわ。交流を深めれば、あなたの名声と医術も高まるはず。私がいて、あなたの素晴らしい医術があれば、きっとこの省都に私たちの基盤を築けるわ!」安思晴は自信に満ちた笑みを浮かべた。

「無理だ...