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362話

「ふふ、静心、私は君を助けているんだよ。後で薬草を見つけたら、どう処理すればいいか教えてあげる」

静心はますます好奇心を抱いた。「え?私、薬を飲む必要があるんですか?」静心は驚愕して安二虎を見つめ、理解できずに尋ねた。

安二虎は意地悪く笑いながら問い返した。「静心、薬が必要ないとでも?まあ、必ずしも飲む必要はないけどね。薬草の水を数滴たらすだけでも同じ効果が得られるよ。静心、信じてほしい。私は君を助けようとしているんだ。害するつもりはない。私の言う通りにすればいいだけさ」そう言いながら、草むらに数歩進むと、突然、探していた薬草を見つけて興奮した。

「この安家寨の周辺十里八方、本当にどこに...