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339話

「ここまで聞いて、安魁は立ち尽くした。これは安二虎、あの驢糞蛋子（ロバの糞玉）じゃないか？子供の頃から安家寨の男たちの中で一番屈強なのが驢糞蛋子の安二虎で、二番目が自分だと知っていた。一番長いのも安二虎のもので、自分のはとても及ばず、順位にも入らないどころか、もしかしたら下位の方だろう。それが彼をずっと悩ませていた。

「女房、じゃあこの安医者のは、亡くなった驢糞蛋子の安二虎と同じくらいなのか？そんなに長いのか？」そう言いながら、彼は両手で大体箸一本分ほどの長さを示した。

「うん、そんなものよ！とにかく両手では握りきれないわ。あんたの女房がそんな男に二時間もされたら、あんたにできるわけないで...