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2750話

「そりゃそうだろ?義兄さんの俺がこんなに美女たちを手懐けられるのも、これが資本と実力ってもんだ。まぁ、お前は俺ほど凄くなれないだろうが、もっと上手くやれるようになるさ。義兄さんが必ず手伝ってやるよ」そう言いながら、安二虎がズボンを上げようと腰を曲げかけた時、ドンという音と共にドアが開いた。

張妙が飛び込んできたのだ。彼女は安二虎のズボンが床に落ち、覇王英雄が天井に向かって堂々と立っているのを見て、目を丸くして呆然とした。三人とも気まずい雰囲気に包まれた。安二虎は、この小娘の美しい瞳が覇王英雄に釘付けになって瞬きもしないのを見て、すぐにでも腰を曲げてズボンを上げることもできたのだが、小娘に自分...