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2690話

安二虎は下卑た笑みを浮かべながら魚臭い匂いのする安江の手に金を押し込んだ。安江は気まずそうに笑いながら「大丈夫だよ、わざとじゃなかったんだし」と言い、さらに何気なく一言付け加えた。その言葉に安二虎は、これからも堂々と田妮とやれるんだと感じた。なんと安江は「どうせお前は兄貴の女房のアソコも経験したんだし、おっぱいだって触ったことあるだろ。問題ないさ」と言ったのだ。

この言葉は安二虎にとってまさに励みとなった。田妮でさえ、これは二人の関係を続けていいという許可だと感じたほどだ。

田妮は三人でいるのが気まずく感じたのか、子供を抱き、その千元を手に家の中へ入っていった。安二虎は安江の家の庭に座り、...