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2542話

「アリ中佐たちという切り札がなくなった今、何を持って我々政府と交渉するつもりだ？」ジオド将軍が忠告した。

「兄貴、分かりました。すぐに調整します。実は、こちらの状況はまだ良い方です。あと一、二日もすれば私の殺人罪は必ず赦免されるでしょう。私はすでにカルロス大統領の手助けをして、暴動の黒幕を逮捕しました。明日にはマラ市高等裁判所で審理が行われる予定で、私は彼らの犯罪証拠も持っています。兄貴、一つ頼みがあるのですが、手伝ってもらえませんか？」

「言ってみろ。俺たち兄弟だろう？できることなら必ず協力するさ！」

「ありがとう、兄貴。誰が反乱を起こしたのか調査してもらえませんか？今、基地はどういう...