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2213話

勿論彼も分かっていた。夜にここで行為に及ぶのは危険すぎる!ほぼ不可能だと。彼女たちが安二虎に激しく突かれても声を出さないほどの意志の強さがない限り、それは無理な話だった。

だが今なら問題ない。あちこちから呼び声や騒がしい音が聞こえるので、五十メートル以内でなければ大胆に行為に及んでも大丈夫だ。それに、アルヤが見張り役を買って出ていた。

まさに激しい戦いの最中、突然部隊から緊急集合の声が響いた。アルヤはすぐに安二虎に止めるよう告げた。安二虎としては止めたいところだったが、アルニはちょうど絶頂の最中で、安二虎を手放したくなかった。

彼女は安二虎を抱きしめて離さず、続けるよう懇願した。そんな姿...