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2052話

「そうよ、ナーウィン。この人生で、私はあなたのお兄さんと、そして今は二虎のものになった。私は彼の女でしかありえないの。あなたは私の義理の弟、あなたとは結ばれないし、好きになることもできない。でも逃げてって言ったのは、本当に逃げて欲しかったの。二虎に捕まらないで。あなたが死ぬのを見たくなかった。あなたはナークンの実の弟、生きていて欲しいと思ったの」

「でももう、チャンスはないんだ。兄嫁、本当のことを話してくれてありがとう。でも俺はやっぱりお前を恨んでる。俺の真心を利用した。もっと早く言ってくれれば...でも殺さない。お前は兄嫁だから、手が下せないんだ」

そう言いながら、ナーウィンの目には涙が...