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1872話

安二虎はもう気にしていなかった。すでにこの部隊の男も女も自分の裸を見てしまったのだから、恥ずかしがる必要もない。イワンカは安二虎の厚顔無恥ぶりに驚きながらも、その強靭な精神力に征服されていた。こんな比較的文明的な集団の中でも平然としていられるなんて？

だが安二虎はまさにそうやって堂々としていた！

メルセフはイワンカに尋ねた。安二虎はいつもこんな調子なのか？常にこのように硬いままなのか？イワンカは基本的にそうだと答えた。彼の「覇王英雄」が妥協する姿などほとんど見たことがなく、いつも威風堂々としている。それに、初めて会った時よりもさらに強くなっていると。

彼女の言うことは事実だった。真珠部落で...