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1756話

安二虎は、このイワンカという外国人女性の身のこなしが悪くないことに気づいた。動きが機敏で、普段から体を鍛えているようだ。

林に入ると、安二虎が先頭に立って密林の奥へと進んでいく。彼が背負う必要もなく、若いイワンカは基本的に彼のペースについていけた。二人は十数分で例の川のほとりに到着した。安二虎が泳げるかと尋ねると、彼女は水泳の達人だと言わんばかりに、自分の服を持ち上げたまま泳ぎ切ってしまった。

くそっ!こんなに強い女は、ベッドでも強いのだろうか!岸に上がった後、安二虎は彼女の濡れた姿を見て心が揺らいだ。イワンカの体に服が張り付き、その曲線美が一層際立って見える。月明かりの下、まるで女神の彫...