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1673話

「ねえダーリン、この女も抱きたいの?」蒋英は彼の背中で小声でからかった。

「おいおい、あれが女に見えるか?俺はもう兄弟だと思ってるよ」安二虎は笑いながら答えた。

だが彼の心の中では、椅子に座っているのは明らかに女だとわかっていた。しかも年齢はそれほど高くなく、二十四、五歳くらいだろう。男のような逞しい体つきをしているものの、顔立ちはそれほど醜くはなく、胸の膨らみは豊満で、安二虎は自分の両手では掴みきれないだろうと思った。彼女は立ち上がり、安二虎に向かって歩み寄ってきた。

安二虎は彼女が何をするつもりなのかわからず、ただ微笑みかけると、彼女も口を大きく開けて笑い返した。

彼女の脚は非常に...