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118話

「青方も拒まずに品物を受け取った。今さら何を言っても言い訳にしかならない。

老人が明言した以上、青方もわざわざ隠す必要はなくなった。

その夜、青方は宴会に出席した。

宴会は莫家の敷地ではなく、傍系の者が主催していた。

青方は莫黎の代理として参加していた。

しかし、確かに莫家の敷地で開かれる宴会とは違っていた。青方が行っても、主役どころか脇役にすらなれなかった。

むしろ完全に無視されていた。

最初の挨拶を交わした後は、誰も彼に構わなかった。

青方はこのような状況を、ある程度予想していた。そのおかげで、かえって気楽に過ごせた。

宴会がほぼ終わりに近づいたとき、青方は先に退席することにした。

ホテル...