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875話

「うわぁ、こんな大きいものがどうやって入るの!」李漾は極小さな声で呟いた。「怪道で姉ちゃんがこの前歩き方おかしかったわけね。考えただけでも恐ろしいわ」

彼女はとっくに趙天明と姉が関係を持ったことを見抜いていたのだ。それなら義母はなおさらだろう。これまで李蘭が必死に隠そうとしていたのは、ただの自己欺瞞に過ぎなかったというわけだ。

「醜い、怖い」李漾は凶悪な武器を見て心臓がドキドキした。思わず手で赤い宝石のような先端を触ってみると、その刺激に武器が激しく震え、趙天明は気持ちよさのあまり声を出しそうになった。

彼女は慌てて手を引っ込め、武器を押さえながらジッパーを上げようとした。突然、新大陸を...