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865話

「お義姉さんのほうは通知を受け取って、すぐに返信したようだ。『お気遣いありがとう。もう寝るわ、死ぬほど眠いから、明日の朝起こして』」

趙天明は別れの絵文字を送ってから、スマホを置いた。ズボン越しに硬くなった自分の凶器を撫でながら、眠れずにいた。頭の中はお義姉さんの姿でいっぱいだった。

どうしたことか、趙天明は突然、隣に住む美女・陳沈のことを思い出した。彼女はもう寝ているだろうか。もしまだ起きているなら、自分が種を蒔いてあげるべきではないだろうか。

そう思うと、ますます眠れなくなった趙天明は、思い切って起き上がり、服を着て、鍵を手に忍び足でドアを出ると、陳沈の部屋のインターホンを押した。

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