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350話

貝宝児の甘い吐息を聞きながら、この世で最も美味な蜜園を味わっていると、趙天明は今日ここに来た甲斐があったと感じていた。

胸の内に渦巻く昂ぶりが高まり、思わず両手を伸ばして貝宝児の尻に触れ、強く揉みしだいた。

体内の衝動がますます強くなり、我慢できずに攻めようと立ち上がると、貝宝児の両脚の間から離れてしまった。突然の空虚感に、彼女は思わず不満げな視線を趙天明に投げかけた。

そして彼女も立ち上がり、火照った体を蛇のように趙天明の体に絡ませ、両手も落ち着きなく趙天明の体を撫で回しながら、息を荒げて言った。「趙お兄さん、ど、どうして、急に止めちゃったの」

その艶めかしい吐息と落ち着きのない手つ...