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221話

趙天明がよく見ると、揺れ動く湯の波間から、姜暖の両脚の間にある豊かな悩ましげなものが、まるで水草のように水底で漂っているのが見えた。まさに池の縁から覗き込んだ時のようだった。

趙天明は思わず笑みを漏らし、見れば見るほど水底の水草に見えてきて、もし魚でも泳いでいたら——

趙天明がずっとにやけているのを見て、姜暖は好奇心に負けて尋ねた。「お兄さん、何をニヤニヤしてるの?」

「下に魚がいないか見てたんだよ」趙天明は水中から手を伸ばし、姜暖の高く聳えた乳房に這わせ、指先で小さな蕾を優しく摘むように弄った。

「もう、意地悪~」姜暖は口では不満を漏らしながらも、滑らかな手を趙天明の股間に忍ばせ、彼...