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215話

「聞こえたわよ」姜暖は艶のある目を開き、ゆっくりと息を吐いてから続けた。「お兄さん、すごいわ。こんなに気持ちよくなるの久しぶり」

外からはまだノックの音が続いていた。「小暖、小暖」

趙天明にはその声が張志偉のものに聞こえた気がして、思わず尋ねた。「張志偉が来てるんじゃないか?」

「かもね」姜暖が身体をくねらせると、趙天明のまだ収まっていない砲身が再び硬さを増していった。

趙天明は我慢できずに言った。「火遊びは危ないぞ。このあと責任取らされるぞ」

張志偉が外でドアを叩いていると思うと、言葉にできない興奮が湧いてきて、再び激しく攻め始めた。

「んっ、んっ」姜暖は口を押さえ、必死に声を漏...