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1221話

「すごいよ……」長い沈黙の後、琳琳は小さな声でつぶやいた。

そして振り返り、天明に甘い笑顔を見せると、くるりと体を回して天明を抱きしめた。しばらくすると小さな手が下へと伸び、天明の大切なところを優しく愛撫し始めた。

天明はベッドシーツが彼女の愛液でずいぶん濡れていることに気づいた。

でも彼女はそんなことは気にも留めず、ただ天明を抱きしめ、彼が自分の美しい胸を愛撫するままにしていた。

英雄として腹も満たし、弟も満足した天明は、心地よい気分で街をぶらついていた。銀行の近くまで来たとき、ふと視界に美女が飛び込んできた。

その美女はとても綺麗だったので、天明は彼女の後ろについて歩き始め、銀行まで...