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11話

案の定、趙天明は彼女の下半身を食い入るように見つめていた。

李菲菲はその瞬間、心の中の刺激が極限に達したと感じた。

彼女の呼吸はわずかに荒くなり、剛子の言葉通り、そっと慎重にあの宝物を自分の下半身へとゆっくりと挿入していった……

「くちゅ……」

水音が部屋に響き、一瞬にして部屋中が淫靡な空気に包まれた。

妖しい気配が電話の向こうから伝わり、剛子は興奮で死にそうだった。まさか自分の妻が、義父を見ながら興奮するなんて、想像だにしていなかった。

そして趙天明も熱い視線を送っていた。

今すぐにでも部屋に飛び込んで、李菲菲を押し倒して、思いっきり彼女を満たしてやりたかった。

どうせ剛子の言葉によれば、李...