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1051話

「もしかしたら先ほど抑え込んでいた欲望が突然爆発したのか、あるいは花媚娘のあの香り立つ柔らかな身体をついに腕の中に抱き寄せた感覚が趙天明を深く刺激したのか——趙天明はもはや女性を労わることさえ忘れ、花媚娘の玉のような身体を揉みしだく両手に、どんどん力が入っていった。その玉峰が趙天明の大きな手の下で、ゆっくりと形を変えていく様子がはっきりと見て取れた。

花媚娘も思いもよらなかった。趙天明がこうして彼女を抱くやいなや、こんなにも乱暴に自分を扱うとは。あの繊細な玉峰がどうしてこのような強い揉み方に耐えられようか。そこから伝わってくる痛みに、彼女は思わず眉をひそめ、身体をよじらせながら小声で言った。...