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965話

「そんな欲望に身を焦がされながら、下半身がまったく反応しないなんて拷問、林川は今生二度と経験したくなかった。

「このバカ!くそっ、今日は火薬でも食ったのか?もしあそこに何か問題が起きたら、俺は一生お前を許さねぇからな」林川はその時、怒り心頭で王珊珊に怒鳴りつけた。彼女は林川の怒った様子を見て、黙り込み、しょんぼりと林川を見つめながら、心虚な声で言った。「誰があんなことしろって言ったのよ?」

「林川、絶対嘘ついてるでしょ。あなたってほんと意地悪」

そう言いながらも、彼女はまだ疑わしげな態度を崩さなかった。

林川は深呼吸を二度して、手で何度か触ってみたが、小さな相棒はまるで深い眠りに落ちた...