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9話

「でもそんな考えはさっと消えた。林川は変態ではない。

ここは人の家だ。人がどう過ごそうと勝手だし、自分には関係ない。

今、秦悦が履いていたストッキングが一枚あればいいのに。彼女のあの脚にストッキングを纏わせると最高にセクシーだ。自分が見た中で最もセクシーな美脚だ。

林川は手でそれを握りながら、ゆっくりと眠りに落ちていった。

翌朝早く、起きてみるとパンツがすっかり濡れていた。

理由は、林川が見た夢だった。秦悦と三百回戦い、林川が秦悦を完全に打ち負かす夢だ。しかも夢の中で彼女は最もセクシーな黒ストッキングを履いていて、肌色のストッキングも試していた。

ストッキングを破り、雪のように白い太ももが露わ...