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61話

深呼吸を二回して、林川は震える手で彼女を仰向けにし、イブニングドレスの背中のジッパーを開け、慎重に服を脱がせた。白い肌が一目で見渡せるようになり、林川の視線が彼女の急所に向かった瞬間、目を見開き、その瞳からは火花が散りそうだった。

秦悦はなんと黒いTバックを身につけていた。その細い紐は神秘的な割れ目に、丁寧に整えられた茂みの上に食い込み、そこには一粒一粒の露のような雫が光っていた。

林川は口を開けたまま固まった。これらの雫は、間違いなく先ほど会所のトイレで流れ出たものだろう。

林川は必死に視線をそらそうとしたが、自分の目をコントロールできず、つい何度も目が彷徨ってしまう。

最後に彼女を...