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501話

シーツの上には、まだ乱れた情事の香りが漂っていた。しばらく横になっていると、小さな手が下の奴を密かに握ってきた。

林川が楊莉を見ると、彼女は口元を押さえてくすくす笑っていた。

「川お兄さん、私たち姉妹のテクニック、どうだった?」

林川はタバコに火をつけたが、何も答えなかった。

今は休みたいだけだった。半年分の蓄えを今日ですべて使い果たしたような気分だった。

うとうとするうちに、林川は眠りに落ちた。

どれくらいの時間が経ったのか、熟睡している間に体に異変を感じ、思わず目を開けた。林川は黎韻が自分の上に覆いかぶさり、小さな口であそこを咥えているのを目にした。温かい感覚が再び林川を包み込んだ。

これ...